ちょっと学校で文集を作るのですが、
うまくFDに保存できた自信がないので、ちょっとここに保存(笑
途中までだし、方言だけど・・・・。
興味のある方だけ、どうぞ。

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3月のとある日、みんなの保護者宛てに届いた一通の封書。
これが事件のはじめだったのかもしれない――――。

 「これ、怪文書ってやつじゃないか?」
と、父に呼ばれ言われた。
手紙の内容は、たくさんの先生が一度に辞められること。
その他に先生名を名指しでの、中傷の文だった。

『なんだこりゃぁ!』

家族に見せられた誰もがそう思ったのではないだろうか。
別に怪文書がきたことにも驚いたが、
この内容に否定できない部分が多々あったところが・・・・。

次の日。

授業を受ける気なんか全然ない中登校。
「どんなこと言われるんかな?」
「何言われても、私は授業なんか受けずに帰るけど」
「そんなん、あたりまえやん」
そんな会話をしつつ、いつもとは少し違う朝を過ごす。

・・・・が、校長からは何の説明もなく、先生から
「昨日きた手紙については、気にしないように」
と、言われただけだった。
もちろんそれだけで黙っているような私たちではなかったのは、誰もが分かるだろう。

「何で校長が全校に話すくらいしないわけ?」
「私たちだって、話があると思って来てるのに・・・」
「私帰る」
「ふざけないでくださいよ」

みんな口々に叫んだ。

そんなことをしているうちに、1時間目が始まった。
私たちのクラス以外は普通に授業を受けているらしかった。
今考えても、あの状態で授業ができるとは、普通じゃないと思う。

1時間目は、先生とずっとそのことについて話して終わったように思う。
「これから校長のとこに行こうや」
「そんなん、理事長のとこ行かないかんやろ」
「今から行こう。どうせ今から授業なんか受ける気無いやろ?」


・・・・続く。続きのリクエストなどなければ、数日中に消えます。

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