授業をよくするには

2005年11月9日
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↑なんて昨日がこの日記にはついてるんです。

検索とかからいらっしゃったのが、ちょこっと分かるのですね。

時々面白い言葉で引っ掛けてくださる方いらっしゃり、

ちょっと楽しいです。

今日は「授業をよくするには」というワードでいらっしゃった方が。

大した内容書いてなくて悪かったなぁと思いましたので、

書きます(笑

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(あくまで私的な考えなので、あしからず)

授業をよくするにはどうしたらいいか。

これは、考える立場によって変わると思います。

先生の立場、生徒の立場、保護者の立場、行政(?)、etc・・・

私が中高生くらいのときに思っていたのは、

「大人は『子供の考えを理解しなくてはいけない』『教育を変えなければいけない』などと、安易に考えすぎだ」ということです。

確かに子供は子供です。

でも、子供にだって子供なりに考えて行動できます。

そして、(つたなくても)大人の考えを理解し、答えようとしているんです。

それに対して大人が理解したふりをして、一方的に与えたり、変えるのは間違っている気がします。

私が行っていた小学校は(周りの話しを聞いてみると)少し変わっていたようでした。

もちろん普通の授業もありましたが、

自分たちで好きなことを発表する会があったり、

論文(とは言えないですが、原稿用紙10枚以上の文)を全員が書いたり、

とにかく自分から何かをさせたり、私たちのやりたいことをさせてくれる学校でした。

(こういうことにかける時間がものすごく与えられてたんです。

 研究大会という先生がたくさん見学にくる授業が毎年ありましたし。)

自己主張がしっかりできる子供がとても多く、

それをわかってくれる先生たちが多かったように感じました。

   私は、自分たちのような子供たちをみる度胸はありません(笑
   小学生にしては考え方とかがはっきりしてて正直怖いです・・・・。

しかし、数年前にこの小学校へ通う子のお母さんと話したら、

その子のクラスは先生いじめをやっているようだとのこと。

   確かに私たちの時代も、隣のクラスは軽くやってましたが(^^;;

そのクラスの先生は新任で、自分が言ったようにやらせようとする先生だったそうです。

他の学校ではどうだったのか知りませんが、

うちの小学校はそもそも、『自分たちで考えて』何かするような学校なわけで・・・

4,5年生くらいで突然そんな先生が来てもそりゃいじめますって。

先生にとっては『与えて』いるつもりでも、子供たちにとっては『押し付け』だったわけです。

で、何が言いたかったかといいますと、

間違っていたのは、この先生の考え方でも、理解するとが足りなかっただけでもなく、

急な変化を与えたことだと思います。

もちろん変化は悪いことではありません。

しかし、変化や矛盾というのは、大人が思っている以上に子供には大きな問題なのではないかと思います。

大きくなるにつれ、人は変化や矛盾に慣れていきます。

だめだと分かっていても規則をやぶったり、仕方ないと思って考えを変えたり。

臨機応変という言葉もあるとおり、それは決して悪くはありません。

でも、『間違ったことはしてはいけない』とか『このようにするんだ』などと教わってきた子供たちには大きく早すぎる変化なんです。

私が言いたかったのは、

『悪いことは変えていけばいい』と思うだけでなく、

変えていく過程をその相手にも理解してもらい、

じっくりと変えていくことが重要


だということです。

授業をよくするということからはだいぶずれてしまった気がしますが、

授業をよくしようとするということは、生徒にとっては変化です。

急に『いい授業』といわれる授業をしても、生徒たちにはついていけません。

「徐々に変わればいいんだ」という気持ちを持って、

授業をよくしていってほしいものです。

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なんだか、妙な教育論みたいになった?

好き勝手言ってすみません。

いち大学生の意見だとご理解くださいm(_ _)m

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